2020. 07. 29
めまいには、グルグル回るものからフワフワふらつくものなど様々な
タイプがあり、またその原因もいろいろです。脳の病気や内科的疾患か
ら起きるめまいがある一方で、耳の病気がめまいを起こすことも少なく
ありません。
耳の中には、三半規管、前庭といった、体のバランスを調節する機能
を持つ部分があります。何らかの原因でこの部分が異常をきたすと、バ
ランスの異常がおき、めまいが生じます。
当院では、赤外線CCDカメラを用いた眼振検査、重心動揺計も使用した
平衡機能検査などを行い、めまいの原因や治療法を探します。耳鼻咽喉
科、脳神経内科の両面から専門的な診察を行えますので、お悩みの方は
ご相談ください。
2020. 07. 20
睡眠時無呼吸症候群(SAS:Sleep Apnea Syndrome)は、
睡眠中に呼吸が止まる、または浅く・弱くなり、それに
よって日常生活にさまざまな障害を引き起こす疾患です。
SASの人は睡眠中に頻繁に血液中の酸素濃度低下、中途
覚醒が生じるため、睡眠が不充分となり、日中の眠気、
集中力の低下をきたしやすいです。また、高血圧、夜間
心臓突然死、脳卒中・脳梗塞等のリスクが高いこともわ
かっています。
これら合併症を低らすために、SASの適切な診断と、
継続的な治療が重要です。当院では自宅で計測できる簡
易型睡眠時無呼吸検査と、一定以上重症の方に対して
CPAP療法を行っています。
いびきがひどい方はSASの可能性がありますので
ご相談ください。
2020. 07. 13
スギ花粉症は1960年ごろから徐々に増え、現在日本人の4人に
1人は花粉症であるといわれています。また、ダニによるアレル
ギー性鼻炎も年々増加し、低年齢化しています。
当院では、スギ花粉症、ダニアレルギー性鼻炎の治療のひと
つとして、アレルゲン舌下免疫療法を行っています。治療薬を
舌の下に投与する治療法で、1回目のみ副作用の観察のため院内
で行いますが、2回目以降はご自宅で行えます。
治療期間は3年以上と少し長いですが、アレルギー症状を治
したり、長期にわたり症状をおさえる効果が期待できます。
スギ花粉症に対する舌下免疫療法は、花粉の飛散している
時期(2~5月)に開始することはできません。なので、花粉
シーズンが始まる前に治療を開始することをおすすめします。
お悩みの方はご相談ください。
内科全般はもちろん、脳神経内科の専門性を生かし、脳卒中後の患者さん、認知症、
パーキンソン病、頭痛、てんかんなどの神経系の病気をお持ちの患者さんはご相談ください。
耳鼻咽喉科については、かぜ、花粉症、めまいなど、耳鼻咽喉科領域疾患全般の診療を行います。
親切・丁寧な診療を心がけますので、耳鼻咽喉科疾患でお悩みの方はお気軽にご相談ください。
風邪や胃腸炎などの日常的な諸疾患をはじめ、高血圧症・脂質異常・糖尿病等の生活習慣病など、総合内科的に幅広く診療いたします。
専門的な検査や診療が必要な場合は、適宜、検査機関や高次医療機関と連携を取りながら、かかりつけ医としての役割を果たします。
また、専門は脳神経内科(従来の神経内科)ですので、頭痛やしびれ、ふらつきなどの症状、脳卒中後の再発予防、認知症(物忘れ)、パーキンソン病等の運動疾患、不随意運動、てんかんなど、お気軽にご相談ください。